かん吉めがね

日々の出来事を書きながら、たまにはいつもかけてる眼鏡をはずして、気づいたことを少しづつ書いて行こうと思います。

鉄人 衣笠祥雄さん逝く

いつもなら、サンフレッチェが前節も勝利という喜びをお伝えするところですが、今日はすごく悲しい出来事があり、そのことを書こうと思います。

 

赤ヘルカープの、そして日本球界を代表するあの衣笠さんが逝きました。

 

広島に生まれ育った者でしたら、多かれ少なかれ広島カープの話題を気にしていることと思います。 

私もサッカー好きではありますが、小学校のころはあの名作野球アニメ”巨人の星”を毎週楽しみに見ていたものです。

 

当時はTVの放送は巨人戦しかやっておらず、なかなかカープの試合も見れませんでした。父親がラジオをつけてカープの試合を聞いていたのを思い出します。

 

家が山奥のため、電波状況も悪く肝心なところ(ホームランとか)で入りが悪くなり、聞こえてきたときにはすでに盛り上がりも終わってたりして。。。

 

さて、鉄人衣笠さんですが、初優勝の年の山本浩二とのオールスターでのアベックホームランもテレビでみてました。二人とも2打席連続のホームランですよ!

 

そしてその年。

後楽園での初優勝。

 

江夏の9回裏の21球の時も、田舎のこたつで手に汗しながら見てました。衣笠さんが江夏に駈け寄って何か話したのも。(これはたぶん後の番組で見た記憶かもしれませんが)

 

でも、常にフルスイングを信条としていたようで、ホームランも多かったですが三振も。

 

父親がよく、『また三振じゃあ』って嘆いてたのを思い出します。

 

一度だけ、広島市内のホテルの出口で、結婚式に出席されていたのか、礼服で立たれていたのを見かけたことがあります。

大きかった。顔は思った以上に小さく、肩幅がすごく広かった印象があります。

 

たぶんまだ現役のころじゃないでしょうか。

 

とうとう、衣笠幸雄の広島カープ監督の姿を見ることはできませんでした。

昔のファンなら、一度は夢描いたのではないでしょうか。

 

衣笠監督、江夏ヘッドコーチ、高橋義彦・正田などなどのメンツで、一度でいいからやってほしかった。

たぶんいろんな意味で、一年で解散でしょうが、負けても見に行ったと思います。

 

連続試合出場2215(前世界記録保持者・現在はリプケンだそうです)

本塁打:504

安打数:2543

盗塁:266

死球:161

国民栄誉賞受賞

野球殿堂入り

 

3番をつける前は28番。それで、からだが丈夫だったので鉄人28号になぞらえて、鉄人と呼ばれるようになったそうです。

 

『人生フルスイング』 衣笠祥雄さんありがとう。