ヒロシマ&ナガサキ 平和都市の旅紀行VO.1
『ヒロシマとナガサキのサッカーには勝つことだけではなく、重要な使命がある』
世界で最初に、そして最後(となってくれる事を願う)に核爆弾が落とされた都市にあるサッカーチームとして、試合の勝ち負けだけではなく、平和の尊さを世界に伝えて行く使命を持ったチームだと思うのです。
昨日今日とその平和都市長崎にサッカー観戦と観光に。
少し堅苦しい書き出しとなってしまいましたが、今回のメインは当然ながらサンフレ戦。
試合の結果はもうご存知の方も多いことと思いますので、詳しくは書きません。
が、2対0の快勝でした。
首位をキープ!前節のFC東京戦での今季リーグ初黒星&複数失点とういう結果を引きずることなく、気持ちよく勝利してくれました。
失敗をきちんと自分たちの力に変えて、今日の結果をもたらしてくれました。
感謝です。
さて、冒頭でも少し触れましたが、広島&長崎という特別な2つの都市が、サッカーという共通のスポーツでふれ合い、向き合い、そしてお互いをリスペクトしたゲームをしてくれました。
平和祈念マッチという命名もよかったですね。
会場では、折り鶴を長崎と広島のサポーターが折るイベントもあったみたいです。
私たちは広島から車で行ったため、途中渋滞に巻き込まれたりで結局試合1時間ほど前の到着となり、参加出来ませんでしたが(でも鶴の折り方もう忘れてるけど)。
そして試合後の監督会見で、高木監督は、長崎と広島の人たちが平和についていろんなことを伝えていく後押しをしたいと。
城福監督も、『自分たちのできることは、フェアでいいゲームをすることだ。そのとおり、お互いの選手が大げさに痛がったり必要以上のアピールをしたりもなく、フェアで本当に気持ちの入ったいい試合だった』と。
試合の結果以外にも、何か大事なものがそこにはあったような気がします。
そして一つ付け加えるとすると、長崎はすでに新しいスタジアム建設が決定しているとのことです。長崎駅のすぐ裏だそう。
そこは広島はかなり水をあけられている気がします。いつまでたっても遅々と進まない広島のサッカースタジアムの建設。原爆ドームの見える場所で、国際試合を行えるとういう、これ以上ない条件がそろっているにも関わらず。。。
さて、試合後は温泉いったり、翌日は観光したりと旅を満喫しましたが、その様子はまたVO.2で書きます。
何はともあれ、平和記念マッチをしっかりと楽しませていただきました。