かん吉めがね

日々の出来事を書きながら、たまにはいつもかけてる眼鏡をはずして、気づいたことを少しづつ書いて行こうと思います。

子供の頃の自分ってどんな子だったか覚えてます?

よくテレビのインタビューなんかで、芸能人やスポーツ選手が、


『子供の頃の私はめちゃくちゃ人見知りでした』とか『だけど好奇心は人一倍強かった』


なんて自分のことを話してるのよく聞きます。

じゃあ私はいったいどんな子供だんだろう?


簡単には言い表せない気がします。

でもここはひとつ50年前にタイムスリップして、そのころの自分を思い出してみようと思います。


まずは可愛かった?小学校時代から


私の通った小学校は、全校児童が30人前後のちっちゃな学校。複式学級(1年生と2年生、3年生と4年生、5年生と6年生の3つの学級に分かれて授業を受ける)の学校でした


先生は校長先生、教頭先生ともう1人女性の先生だったと思います。


確か同級生は8人で、女子が6人。女子が多い小学校でした。


そんな田舎の山奥で育った私ですが、母親はよく私のことを、人前でしゃべったり、周りの人に気の利いたことが全然できない子供だった、って言ってました。


自分ではそこまで人見知りで気の利かない子供だったとは記憶してないんだけど。

だって児童会長もしてたんですよ。


でも親にはそう見えたのかも。


ただ、少し違うけど、私の子供の頃を(ひょっとしたら今も)を象徴するような失敗談をお話しします。


そう、あれは冬の寒い日、雪はすでに30センチほど積もってました。


小学校の授業が終わり、方向が同じ友達3人ほどと一緒に下校中。


雪が積もった時は田舎では定番の、みんなで立ちション!

4人で気持ちよく雪に文字書いてました。


すると近くに止まってた車からおっちゃんが出てきて、

『お〜いお前ら』

あ、こりゃおこられるんか?

と思いきや、


『車が雪にはまって動かんのじゃ、ちょっとおしてくれんか』


なんだ、そういことか、そこで他の3人は立ちション終了してすぐに車を押しに。


でも私は一瞬怒られるんじゃないかという最初の恐怖からか、立ちションがなかなか終了せず、車が脱出した直後に参戦。


車は無事脱出。

おっちゃんは、他の3人に、ありがとうと言って、10円をくれたんです(10円で当時はアイスクリームが買えた)。

私も一応最後だけちょこっと押したんで、ということで10円もらいにいたんですが。。。


おっちゃんは、

『あんたあ何にもしとらんけえ、やれん』


えええええ!


子供心に、めっちゃくちゃな敗北感。


もうちょい早く立ちション終了してたら。。。


こんな少年でした。


でもなんでこんなしょうもない事おぼえてるんかなあ。

と考えてみると、どうも今も時々近い事件があるようで。

それで思い出すんでしょうかねえ。


なんかいざという時、1人取り残されてるような孤独感。


仲間に入ってそうで、忘れられてるような寂しさ。


でも結局人間一人で生まれて一人で死んで行くんだし。

なんて無理やり自分を慰めに。。。


まあ、まわりを必要以上に気にするのはやめようっと!


ということで、本日は小学校時代の珍メモリーでした。